
Koukyuu所属の宅地建物取引士が監修
港区・渋谷区・千代田区の高級物件取引に携わる国家資格保有者が、最新の不動産関連法・税制・市況データに照らして本記事を検証しています。宅地建物取引士は、日本国内のすべての不動産取引において法令上の重要事項説明を担う国家資格(合格率約15%)です。
trias白金台の建物概要
trias白金台は東京都品川区上大崎1丁目に位置する、2022年2月竣工の賃貸マンションである。鉄筋コンクリート造の地上3階・地下1階、総戸数14戸という小規模な建物だ。東京メトロ南北線および都営三田線の白金台駅から徒歩6分、都営浅草線の高輪台駅から徒歩10分という立地にある。SUUMOによれば、最寄り駅へのアクセスは3路線を利用できる環境だ。
建物名の「trias」はデザイナーズ賃貸シリーズとして東京23区内に複数展開されており、白金台のほか白金高輪にもtrias561が存在する。trias白金台の専有面積は18〜20平米前後の1R・1Kが中心で、単身者向けの構成となっている。2026年4月時点での賃料相場は9万円台前半から9万円台後半で推移している。
白金台駅周辺の不動産環境
白金台駅は港区白金台と品川区上大崎にまたがる駅で、駅の東側が品川区、西側が港区という地理的特性を持つ。trias白金台は品川区側に位置し、目黒通りと外苑西通りに挟まれたエリアにある。駅周辺は低層マンションと戸建てが混在する閑静な住宅地だ。
白金台駅から目黒駅までは南北線で2駅3分、山手線への乗り換えも容易である。目黒駅は山手線・南北線・三田線・東急目黒線が交差するターミナル駅で、渋谷・品川・東京方面への移動が直結する。白金台駅自体は南北線と三田線が利用でき、六本木一丁目・永田町・大手町方面へのアクセスに優れる。
品川区上大崎は港区側と比較すると不動産相場がやや穏やかで、賃貸マンションの供給も多い。trias白金台のような小規模物件は、白金エリアの立地を手頃な賃料で享受できる選択肢として機能している。
白金台の平均所得と富裕層居住地
港区白金台の平均所得は東京23区内でも上位に位置し、2024年度の統計では世帯年収中央値が1,200万円を超える水準にある。白金台の平均所得は港区全体の中でも高く、麻布・広尾と並ぶ富裕層居住エリアとして認識されている。
東京で富裕層が居住する地域としては、港区の麻布・広尾・白金台、渋谷区の松濤・代官山、千代田区の番町が代表的である。これらのエリアでは分譲マンションの取引価格が3億円を超える物件が標準的であり、賃貸市場でも高額帯の物件が流通する。港区白金台は特に平均所得が高く、富裕層の居住地として確立されている。
trias白金台のような賃料9万円台の1R物件は、富裕層向けの居住用不動産とは異なる市場セグメントに位置する。白金台という地名は高級住宅地のイメージを持つが、品川区側のエリアは港区側と比較して相場が穏やかで、若年層や単身者向けの賃貸物件が多く供給されている。
白金台駅周辺でも大規模なヴィンテージマンションや低層高級マンションは存在し、そうした物件では3LDK以上の住戸が億単位で取引される。例えば広尾ガーデンフォレスト A棟 3億円(3LDK)のような物件は、広尾駅徒歩圏で富裕層の居住ニーズに応える構成となっている。trias白金台はこうした高額物件とは用途が異なり、立地の利便性を重視する単身者向けの選択肢として機能する。
間取りと部屋の構成
trias白金台の間取りは1Rが主体で、専有面積18〜20平米の住戸が中心となる。HOMESの掲載履歴によれば、2025年9月から2026年1月にかけて9.2万円から9.4万円の賃料帯で募集が行われていた。3階建ての建物で、各階に数戸ずつ配置される構成だ。
1R・1Kという間取りは単身者向けの典型的な構成であり、都心勤務の会社員や医療従事者、大学院生などが主な入居者層となる。白金台駅徒歩圏内には慶應義塾大学の関連施設や複数の病院があり、教育・医療関係者の需要も一定数存在する。
設備面では鍵交換費や安心サポートサービスなどの初期費用が別途発生する物件が一般的で、trias白金台も同様の条件となっている。ペット飼育やルームシェアは不可とする物件が多く、単身者専用の運用が基本だ。
周辺施設と生活利便性
trias白金台の周辺には目黒通り沿いに複数のスーパーマーケットやドラッグストアが点在する。駅徒歩圏内には成城石井やまいばすけっと、ローソンストア100などがあり、日常の買い物環境は整っている。目黒駅方面に向かえばアトレ目黒や商店街も利用できる。
教育施設としては品川区立大崎小学校、品川区立大崎中学校が学区内にあり、ファミリー層にとっても一定の環境が整う。ただしtrias白金台の間取り構成上、実際の入居者は単身者が中心となる。
医療施設は白金台駅周辺に複数のクリニックや歯科医院があり、東京都済生会中央病院や北里研究所病院も比較的近い距離にある。公園は自然教育園(国立科学博物館附属自然教育園)が徒歩圏で、都心にありながら緑豊かな環境に触れられる立地だ。
賃貸マンション市場における位置づけ
東京都内の賃貸マンション市場において、1R・1Kの平均賃料は2026年4月時点で都心3区(千代田・中央・港)で約11万円、城南エリア(品川・目黒・世田谷)で約9万円前後とされる。trias白金台の賃料帯はこの城南エリアの平均に近く、立地と築年を考慮すれば妥当な水準といえる。
2022年竣工という築浅であることは賃貸市場での競争力となる。設備面では宅配ボックスやオートロックといった標準的な仕様が備わっており、単身者の生活スタイルに対応した設計となっている。3階建てという低層構造は、高層マンションと比較して管理費や共益費が抑えられる傾向にある。
白金台駅周辺の賃貸マンション市場は供給が安定しており、空室率も低位で推移している。南北線と三田線の利便性、目黒駅への近接性が評価され、単身者層からの需要が継続的に存在する。trias白金台のような小規模物件は、大規模マンションと比較して共用施設は限定的だが、その分賃料が抑えられる構造となっている。
Koukyuuは麻布・広尾・白金をはじめとする東京の格式ある住宅地を対象とした、取扱下限3億円のプライベート・バイヤーズエージェンシーです。初回相談から引渡しまで、有資格の宅建士本人が一貫して担当します。個別のご相談はこちらより承ります。
